「排除のない 弱者をつくらない 世田谷の災害対策」を提言

2012年6月27日 15時33分 | カテゴリー: トピックス

6月23日開催、災害対策提言集会報告

昨年の8月から、世田谷・生活者ネットワークでは「弱者をつくらないために、私たちの災害対策を考えよう」と、災害対策プロジェクトを立ち上げ、検討を続けてきました。

大きな災害が起きると、「災害時だからしかたない」と、障がいのある方や高齢者、そして女性や子ども、外国の方など、困難を抱えながらも顕在化させることなく、避難生活を続けざるを得ない状況が繰り返されてきました。そこで、世田谷区の現在の災害対策を明らかにするとともに、区民生活と照らし合わせて、不足部分を提言としてまとめました。
当日は提言発表の後、シンポジウム「弱者を生まない災害対策 被災地支援現場からの報告と提案」に入りました。

パネリストに、今年4月から仙台市と協働で就労支援をしているNPO法人POSSEの北山隼さん、遊びを通して子どもの支援に取り組んでいるNPO法人プレーパークせたがやのプレーリーダー 吉田貴文さん、区から被災地へ派遣され、各避難所への支援活動に取り組んだ世田谷保健所の保健師 虎谷彰子さん、世田谷区災害対策課長の笹本修さんをお招きし、お話と提言に対するご意見をいただきました。
プレーパークの吉田さんからは、遊びを通して力を取り戻していく子どもたちの様子や、子どもを中心に、大人たちが元気になっていく様子などをお聞きしました。世田谷区では、まだ手のつけられていない「災害時の子ども支援」の重要性を再認識しました。これは、代表質問等で取り上げ、世田谷区も必要だという認識を示しています。今後、子ども支援の計画が整えられるように、取り組みを進めていきます。

今回の提言集会には、おおぜいの方々にご参加いただきました。都議会議員 西崎光子からは、都の防災計画について報告がありました。また、特別ゲストの保坂区長からも、「提言を地域で活用すること」の意義を指摘していただきました。
これからこの提言を手に、地域へと出向いていきたいと考えています。
                               
                                       報告 桜井純子

  * 提言についてのお問合わせは、こちらまでお願いいたします。