10年後の世田谷を育てていくために  

政策づくりミーティング 報告

2010年8月30日(月)18:30〜
場所 宮坂区民センター3F会議室
参加者数 22人

今、若者は政治についてどんなイメージをもっているのだろうか?

世田谷・生活者ネットワークでは「10年後の世田谷を育てていくために」と題して、若い世代を中心にして、地域で活動している方々に集まっていただき、毎日の生活研究所の矢郷恵子さんの進行のもと、世田谷のまちの未来について語り合いました。

参加者は大学生・子育て中の女性・子どもの遊び場に関わっている人・環境問題に取り組んでいる人・農業者を支援する人・男性の地域参加を支援する人など、いろいろな分野にわたりました。

世田谷の10年後はどんなまちにしたいですかという質問には、「おおらかなまち」、「世界中から多様な人々が集まるまち」、「緑の多いまち」、「グレーのまちからグリーンのまちへ」、「男性の居場所があるまち」など、様々な未来の世田谷のイメージが提案されました。
また、商店街の衰退や緑がだんだん失われていることなどで、このままいくと世田谷はやばい、という意見や、世田谷の未来についてのイメージがもてないという意見もありました。

政治への関心につては、国政には関心があるけれども、都政や区政には関心がもてないという意見が多く、区政についての情報不足が感じられました。
その中で、子育てや子どもの遊びに関わっている人々は比較的区政を身近に感じる機会があるという発言がありました。
積極的に区政に参画するしくみがあればいい、という提案もあり、関心がないわけではなくて、情報発信する側が若者に届くような発信をしていないのではないか、とういう指摘がありました。

情報発信という大きな課題をいただき、生活者ネットワークの活動が見えるような情報発信の工夫をしていきたいと思いました。

率直に思いを語ってくれた参加者に感謝すると同時に、今後もこのような集まりを積極的に開催して、若い人の意見を聞く機会を増やしていきたいと思います。