8月30日10時より三軒茶屋のキャロットタワーにて、たんぽぽ舎の原田裕史氏をお迎えして、放射能対策に関する学習会を開催しました。たんぽぽ舎はチェルノブイリ事故後食品汚染を心配し、放射能測定を中心に、原発廃止を目指して、都・区の公務員と市民が協力して設立されました。原発と核の根本問題に取り組んだ活動をしています。当日は、妊婦や乳児を抱えたお母さんから80歳代の方まで、幅広い世代の方50名以上の方が参加され、放射能に対する関心の高さを感じました。
放射能は低線量でも遺伝子に影響し、がんなどの病気だけでなく、若い世代の被曝は、子孫にも影響を与える可能性があるとの事でした。内部被曝を避けるためのお話を色々聞く事ができました。原田さんが一番強調されていたことは、原発を廃止していくことの必要性でした。
もう今までのように安心して生活できる社会ではなくなってしまいました。特に細胞分裂が活発な子どもは放射能の影響が大きく、子ども達の生きる権利を守るためにも、区でも放射能対策にきちんと予算をつけ、子どもたちを被ばくから守ることを最優先とすることを求めていきたいと思います。 てるや里美