さらなるリサイクル拡充を求め続けます
7月1日から上用賀、粕谷、世田谷1・2丁目の3つのモデル地区で、プラスチックが可燃ごみとされ、千歳清掃工場で燃やされています。10月にはモデル地区を拡大し、来年度には区内全域の廃プラスチックが千歳清掃工場、新しい世田谷清掃工場で燃やされることになります。
しかしリサイクルできる容器包装プラスチックを可燃ごみとして燃やすことは、
1 歩み始めた循環型社会への道を後戻りし、大量生産・大量廃棄の20世紀型消費社会へ逆戻り!
2 「二酸化炭素排出を50%減」と大きな目標を掲げた国の温暖化対策にも逆行!
3 環境基準を満たしても、排ガス中のダイオキシンなどの濃度は確実に高くなり、24時間、365日空気を吸っている区民への将来的影響は?
などなど問題があります。
これまで熱心にプラスチックを分別徹底してきたたくさんの区民、環境学習でリサイクルの重要性を学んできた子どもたちに、まったく説明のつかないことです。
区は現在、ペットボトルと白色発泡トレーのみをリサイクルさせていますが、その他の容器包装プラスチックも焼却ではなく、リサイクルへまわさなければなりません。しかしまだまだ区民の声が足りません。「廃プラスチック焼却反対!」の声をどうか生活者ネットワークへお寄せ下さい。その声を集め、リサイクル拡充を求め続けます。