平成27年 第3回定例会 一般質問

生活者ネットワークの平成27年 第3回定例会 一般質問は、以下のとおりです。

高岡じゅん子

1.   世田谷清掃工場の異常事態解消に向けて
○  世田谷清掃工場建設前からその安全性について疑問を投げかけてきた。導入を決定した23区清掃一部事務組合の責任は重大である。区長は、清掃一部事務組合に対しどのような姿勢で臨むのか。区長の姿勢を問う。
○  事故情報・対策の経過などについて、周辺住民への説明責任を一部事務組合が果たすよう強く働き働きかける必要がある。区の見解を問う
○  清掃事業移管時に想定できなかった長期の操業停止により、搬入調整の経費の負担が増大している。このような事態に対応した、費用負担のあり方を議論すべきではないか。区の見解を問う
○  清掃工場の運営にあたっては、工場所在区や区民の理解を得た運営が不可欠だ。今後の世田谷清掃工場のあり方検討においても、地元区の意向はもちろん、地元区民への情報公開や意見反映の仕組みの構築が必要だ。一部事務組合に対し、区と区民の意向を反映したものとなるよう強く申し入れるなど区としてできることはなにか。区の見解を問う。

2.   介護保険制度の変更と、支え合いのコミュニティーづくりについて
○  来年度から導入予定の、介護予防・日常生活支援総合事業の開始を機に、世田谷区の地域福祉の担い手が広がりいくつになっても安心して住み続けられるまちづくりが進むことを目指して以下の点について質問する。
○  要支援高齢者の、生活の質を落とさない制度的保障
○  サービスBの担い手について、研修への支援など
○  地域の様々な団体との協働の推進
○  区独自の介護人材バンクづくりと、一次離職後も現場に戻れる支援について 

田中みち子

1.   里親支援の充実に向けて
○  里親制度は都の所管であるが、都と連携した里親の推進に向けた区の現状を伺う。
○  いくつかの自治体が特別養子縁組を推進するため独自の育休制度をもうけている。幼児期から学齢期までの里親支援を推進するために、世田谷区も23区特別人事委員会に働きかけて育休等の支援制度を導入できるよう働きかけることが必要ではないか、見解を伺う。

 

2.   障害のある子もない子も共に学べる「学校」の実現に向けて
○  せたホッとから、特別支援教育にたいする意見書がだされた。障害の有無にかかわらず共に学べる学校を実現するためには、校長や教員のインクルーシブ教育システムの理解が要になると考えている。インクルーシブ教育システムの理念の重要性を踏まえ、特別支援教育を推進する職員の資の向上にどのように取り組むのか。
○  東京都から特別支援教室の導入ガイドラインがしめされ、世田谷区全小学校64校の環境整備を実施する補正予算が提案されているが、人的、制度的支援の充実にどのように取り組んでいくのか伺う。
○  特別支援教室の導入にあたり、障害のある子もない子も共に学ぶことに対する多くの保護者の理解促進が大切だと考えるが区の見解を伺う。

3.建物等の高さ制限の早期実現に向けて
○  都市整備方針の基本方針で、高さの見直しを検討されているが、それぞれ地域の特性や状況にも配慮したきめ細かい高さ設定が必要だと考える。区の見解を伺う。