どう守る? 家族の食卓

都政フォーラム報告

初夏を思わせる陽気となった、4月10日の午後「どう守る?家族の食卓」と題して都政フォーラムを行いました。
都議の大河原雅子から「東京都食品安全条例」について、ネットが提出した修正案は残念ながら否決されてしまいましたが、念願の条例が出来たことが報告されました。“良い条例が出来た”と終わりにしないで、本当の安全をつくるためには、いろいろいな角度から活動を深めていかなくてはいけないと・・・実感!!
そして、区議の山木きょう子からは、今年初めて「食の安全・安心区民会議」が開催され、区民・事業者・行政が同じテーブルで意見交換が出来ることや、学校と地域で取り組む食育「ぱくぱく健康キッズ&タウン」等、世田谷区の情報が報告されました。
参加者の質問の中には、「安い中国産シイタケと国産シイタケのどっちを買おうか考えてしまう」「無人スタンドの野菜の農薬は?安全性は?」等、消費者が選択するにはそれぞれの情報が欲しいということ等が出されました。
フォーラムの後日、「世田谷区食品衛生監視指導計画」を見ました。以前(3月15日)食部会が世田谷区に提出した「食品衛生監視指導計画案に対しての意見書」の中の一つに「アレルギー表示と遺伝子組換食品の表示の徹底を図る」ことを盛り込むよう要望した結果、計画の中に追加されたことが分かりました。私たち生活者が自分の声で自分の思いを言い続けることの大切さを改めて実感しました。
林 アツ子(食部長)