新年の挨拶

新年の挨拶

2020年1月 世田谷・生活者ネットワーク

明けましておめでとうございます。
昨年は各地で台風の被害がひどく、いまだに復興にはいたっていません。
世田谷区でも台風19号で多摩川が氾濫して地域住民が避難する事態になりました。突然のことで被害にあわれた皆様に、こころからお見舞い申し上げます。
世田谷・生活者ネットワークでは議会でも地区防災や避難所運営などの充実を提案してきました。ここ数年の気候変動による豪雨、台風の被害など異常気象が今や毎年のことになり、地球レベルの問題として取り組む必要があります。地域でできる事、足元からの温暖化対策により一層力を注いでまいります。
2020年の4月からは世田谷区に児童相談所が開設されます。人材の確保や一時保護施設の環境整備、里親制度の推進など、子どもたちにとってより良い社会の実現に向けて子どもに寄り添った政策提案を続けてまいります。
91万区民の世田谷区は高齢化率もすでに20%を超えており、介護保険制度の充実などを含め地域で安心して暮らせる仕組み作りを、皆さまの意見を聞きながら取組んで行きます。
昨年は消費税の増税があり、この財源は社会保障の充実のため使われるべきものです。しかし、国はむしろ介護給付を削減し、軍備費を増大させるなど、本末転倒です。さらに、今年に入り、閣議決定のみでの自衛隊の中東への派遣を決めるなど平和を脅かされ、私たちは危機感を募らせています。
今年も環境問題をはじめ子育て介護の社会化など、地域からの発信でSDGsの実現に向け様々なテーマに取り組んでいきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

代表 山木きょう子