2月20日(土)、世田谷・生活者ネットワークの総会が行われました。
~以下、議案書より抜粋~
2016年 はじめに
暖かな初春、晴れやかな青空にも似た心持ちで迎えることが出来たらどんなにか幸せなことでしょう。しかし、実際のところ、テロが日常と化した国際情勢、市場経済に翻弄される不安定な経済と格差社会の拡大、何よりも国民の多くの声を聞き入れようとせず、数に物を言わせる安部政権。暗雲漂う年初といわずにはいられません。
昨年、長らく培ってきた市民の信頼の証である議席を減らしてしまった世田谷・生活者ネットワークですが、7月以降、さまざまな観点から建て直しに着手し、少しずつですが、新たな歩みを進めています。建て直しのモチベーションは、生活者ネットワークの基本である市民自治の実現、具体的には地域で安心して暮らし続けられる社会、「人」を大事に、尊厳ある生き方が可能な社会を目指すことですが、現状の政治状況への危機意識も大きなモチベーションです。
調査活動など生活者ネットワークらしい日常活動を展開すると同時に、多くの市民に一連の安倍政権の暴挙が、平和主義、民主主義を脅かすものにほかならないことを強く訴えていくことも必要です。
7月には、今後の国政を占う大きな節目となる参議院選挙があります。先日は、国政において市民の声が届く市民政治の実現に向けて、2017年参議院議員選挙全国比例区に挑戦する大河原雅子さん(前参議院議員)を再び、国政に送り出すためのイベント「チェルノブイリの祈り」(勝手連せたがや主催)も積極的に支援しました。
今後も参院選、来年の東京都議会議員選挙(ローテーションの実現)にむけて、政治状況に鋭敏に反応し、会員の皆様とともに、さまざまな方法で世田谷・生活者ネットワークの存在をアピールしていきます。
2014年2月
世田谷・生活者ネットワーク 代表 佐藤里子