議案第十号「世田谷区組織条例の一部を改正する条例」について、賛成の立場から意見を申し上げます。
本条例は、環境政策及び清掃・リサイクル事業に係る政策等を総合的に推進することを目的とするものと承知しております。
IPCCが地球温暖化の原因は人の生活行動から排出されるCO2であると明確に示し、パリ協定で二〇五〇年までにCO2の排出量を実質ゼロにすることを定めました。当区においては、世田谷区地球温暖化対策地域推進計画で段階的な実質ゼロを目指し、あと五年で二〇一三年度比六二・六%の削減を掲げています。自力での削減達成に最大限努めることを求めます。
また、年を追うごとに気温四十度を超える地域が多発し、地球沸騰化に歯止めがかからない現状の中、酷暑を生き抜く対策が必要です。適応策の推進も強く求めます。
CO2の排出を抑えるには、区民の消費行動の変容が必要不可欠です。よいものを長く使うことでごみを減らし、できるだけ早く自然分解される商品を選択することで環境負荷を減らすことができます。区民に対し、ライフスタイルの変革に向けた啓発をより効果的に進めることを求めます。
新体制では、清掃事業再編担当参事が配置されます。事業再編は区民の声やニーズを踏まえたものになる必要があります。ふれあい収集など、福祉的必要性を備えた事業が疎かにならないよう求めます。 私たちは、次世代へつなぐ地球環境に本気で責任を持たなければなりません。地球規模の環境問題と、区民生活に欠かせないごみ処理が一連の環境政策として将来世代の負担を減らす形で推進されることを期待し、賛成意見といたします
