小金井市放射能測定室の活動に学ぶ
9月23日(金・祝)放射能対策緊急学習会を開催しました。
講師 小金井市放射能測定器運営連絡協議会 代 表 香田頼子さん
測定部 中嶋直子さん
小金井市では、20年前のチェルノブイリ原発事故の直後から、食品の放射能汚染の調査を市民と行政が一体となって実施してきました。
放射能汚染の調査機器と場所を小金井市が確保し、調査・運用を市民ボランティアが行うというシステムです。20年以上、この活動にかかわってきたお二人に、お話を伺いました。
このシステムの立ち上げまでには苦労したけれど、行政とともに活動を続けたことで、今ではこの調査への信頼性は高く、福島第一原子力発電所の事故以来、調査以来は殺到している状況とのことです。
世田谷でも小金井市のような、行政が場所と機材、調査が市民というシステムを実施できないかという声が、参加者の中からもあり、世田谷・生活者ネットワークとしても、市民の方々といっしょに取り組んでいきたい課題です。
幼い子どもを持つ親たちは、もう待てないということで、世田谷区内の民間施設内に、放射能汚染調査機器を設置する運動も進んでいるという参加者からの報告もありました。