6月1日から世田谷清掃工場が休止しています。休止理由は5月末、焼却炉が設置されている炉室内のダイオキシン濃度が異常に高くなり、エアマスクをしなければ作業ができない「第3管理区域」となったためです。活性炭などを取り付けた空気清浄機でダイオキシンを吸着させ汚染濃度を下げ、7月5日現在、炉室内で作業ができる「第1管理区域」に濃度が下がりました。焼却炉下部の接続部分からダイオキシンが漏れていたのが原因とのこと。炉の機材交換、再点検や試運転などの手順を踏むと、再稼働は9月になる見込みです。
未完成な技術であるガス化溶融炉自体の問題、世田谷の可燃ごみに混ざるプラスチックの量の多さが、焼却炉に負荷をかけ劣化が進んだのでは? 今後もこの2点を注視していきましょう。
世田谷清掃工場では、炉室内の濃度が大変高かった6月3〜10日に工場屋上で大気中のダイオキシン濃度を測定した結果、環境基準を大幅に下回る0.033ピコグラム。8月中に工場敷地内土壌や雨水の測定調査を行い結果は公表予定です。世田谷清掃工場の休止中は、ここで処理されるごみが、千歳清掃工場などに運ばれます。清掃車のルートが急きょ変更になったため、収集運搬費用が4週間で3千万円も余分にかかるとのこと。今回の休止でごみ処理にどれだけ追加費用(税金)が使われるのか注目です。
6月末になって清掃工場の焼却灰や飛灰から放射能が検出され話題になっています。高い数値が出た焼却灰はどうすればいいのか、8000ベクレル以下を埋立処分することが正しいのか? 国に疑問の声を上げることが大切です。 (ピコグラム:pg-TEQ ベクレル:Bq/Kg)
未完成な技術であるガス化溶融炉自体の問題、世田谷の可燃ごみに混ざるプラスチックの量の多さが、焼却炉に負荷をかけ劣化が進んだのでは? 今後もこの2点を注視していきましょう。
世田谷清掃工場では、炉室内の濃度が大変高かった6月3〜10日に工場屋上で大気中のダイオキシン濃度を測定した結果、環境基準を大幅に下回る0.033ピコグラム。8月中に工場敷地内土壌や雨水の測定調査を行い結果は公表予定です。世田谷清掃工場の休止中は、ここで処理されるごみが、千歳清掃工場などに運ばれます。清掃車のルートが急きょ変更になったため、収集運搬費用が4週間で3千万円も余分にかかるとのこと。今回の休止でごみ処理にどれだけ追加費用(税金)が使われるのか注目です。
6月末になって清掃工場の焼却灰や飛灰から放射能が検出され話題になっています。高い数値が出た焼却灰はどうすればいいのか、8000ベクレル以下を埋立処分することが正しいのか? 国に疑問の声を上げることが大切です。 (ピコグラム:pg-TEQ ベクレル:Bq/Kg)