東北地方太平洋沖地震で被災した皆様にお見舞い申し上げます

一刻も早い救済と復興をお祈りします

11日に発生した東日本巨大地震は、その被害の全容すらつかめず、最終的な死者・行方不明者は何万に上る見込みと報道されています。余震、津波、火災、連動して福島第一原発の続いての爆発など、現地の方々の生命と暮らしを思うと、いたたまれない気持ちです。
 取り残され孤立して救助を求めている人々が、一刻でも早く一人でも多く救助されますことを切に願います。また、避難所にたどり着いた何十万という被災者に、国、自治体、民間の総力をあげての救援活動がようやく始まっていますが、必要な支援ができるだけ早く届くよう望みます。
 一方、原発災害については、最大で緊急の不安となっており、政府、東京電力等の原子力関連機関の迅速で正確な情報提供が、今こそ重要になっています。
 私たちは、この最悪の事態に際し、不確かな情報に左右されることなく、慎重に行動すべきと考えます。昨日から始まった電力供給制限など、生活への影響はかなり長期に及ぶことが想定されますが、一人ひとりが生活の仕方を見直すことが求められています。
 再生への思いをひとつにして、失われた命や暮らしに哀悼を捧げるとともに、一刻も早い回復、復興をお祈りするものです。