区民の命と健康にかかわるがん検診等の有料化に関連する条例改正に反対しました。

3月4日の本会議場での継続本会議で、補正予算5件と議案25件が可決されました。

議案第23号「世田谷区立保健センター条例の一部を改正する条例」は、今まで無料だった胃がん・大腸がん・肺がん検診や特定健診などの有料化に伴い、料金表を改定する改正です。がん対策は国を挙げての施策で何よりも早期発見が重要です。もっと受診率を上げなくてはならないのに、有料化は明らかに逆行です。全事業の総点検で予算を縮減したとはいえ、区民の生命と財産を守ると標榜している区長が、区民の命と健康にかかわるところまで削減することには、賛成できません。生活者ネットワーク、社民党、レインボー世田谷、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決となりました。

この他には、子宮頸がん予防ワクチン接種費用の助成を組んだ補正予算、みどり率を向上させるための「都市計画法に基づく開発許可の基準に関する条例」の新設、等々力駅近くに自転車駐輪場とレンタサイクル・ポートを設置する条例改正などが審議され、全て可決となりました。

3月9日からは、大会議室で予算特別委員会が始まっています。是非、質疑の様子を見にきてください。