【区から提出される主な議案】
区長から提出予定の議案は１３件。長期休暇を繰り返す職員に対し適切な人事管理を行うため、新たに休職期間を通算する制度を設けるための「職員の分限に関する条例」改正案、人事院勧告を受け、官民格差解消のために職員や特別職、議員の給与・報酬を引き下げるための条例改正などです。
【議員提出議案で、区議会議員を２人削減する条例改正案が出されます】
「区議会議員定数条例」の改正案が議員提出議案として出される予定です。
内容は区議会議員の定数を現在の５２人から５０人に改める、というもの。「職員も１０００人削減してきた、議員も身を削るべき」「厳しい経済情勢から、緊急に行うべき」というのが自民党、公明党、民主党など提案側の主張です。
しかし生活者ネットワークはその前に議会の役割や果たすべき機能は何かを明確にした議会基本条例を制定し、議会改革に取り組み、その上で必要な議員は何人かを議論すべきと考えます。
また区民の代表として区政運営をチェックする区議会議員の定数を削減することは区民の権利にかかわる重要な問題です。それを判断する為には学識経験者など専門家の意見だけでなく区民の声をひろく聞くべきだと、公聴会などの必要性も訴えています。
しかしすでに審議日程は示され、条例改正案は２６日に議会運営委員会へ付託され、１２月１日の委員会で趣旨説明が、１２月２日には学識経験者など４人の参考人の意見聴取・各会派の態度表明・採決が行われる予定となっています。
議員の定数削減について、みなさんはどう考えますか？ ぜひご意見をお寄せ下さい。
また、区議会での審議の場をぜひとも傍聴してください。
議会運営委員会の日時：１２月１日（水）午後１時より
１２月２日（木）午前１０時より
場所：区役所第２庁舎５階委員会室もしくは４階大会議室
傍聴受付：第２庁舎４階区議会事務局