今回の議会でもっとも大きな論点となったのが、幼稚園・保育園の保育料、区の施設使用料の改定です。来年7月から料金を改定、実質は値上げとのことですが、その理由は「税による負担と利用者による負担の適正なバランス」を保ち「区民間の負担の公平性」のため、と説明されました。
議会の多数決により、議案はすべて可決されましたが、生活者ネットワークは、保育料の値上げについては反対しました。子育て中の多くの世帯が経済的な不安を訴えている現状がある中で、「東京で一番子育てしやすいまち世田谷」とアピールしている世田谷区が、子育て支援の根幹である保育にかかる料金を値上げすることに、区民の理解は得られません。集会施設や野球場、テニスコート、プールなどの施設使用料については、高齢者や障がい者の福祉的活動などに対する減免制度の拡充を強く求めた上で、賛成しました。
議会の多数決により、議案はすべて可決されましたが、生活者ネットワークは、保育料の値上げについては反対しました。子育て中の多くの世帯が経済的な不安を訴えている現状がある中で、「東京で一番子育てしやすいまち世田谷」とアピールしている世田谷区が、子育て支援の根幹である保育にかかる料金を値上げすることに、区民の理解は得られません。集会施設や野球場、テニスコート、プールなどの施設使用料については、高齢者や障がい者の福祉的活動などに対する減免制度の拡充を強く求めた上で、賛成しました。
「子育て・介護は社会の仕事」とスローガンを掲げてきた生活者ネットワークは、少子高齢社会の中で、子育てや介護を女性たちだけが担うのではなく、社会全体でとりくむ制度やしくみを確立していくことを、これからも訴えていきます。