「オリンピックの東京招致に関する決議」に生活者ネット反対

反対16人 全会一致の決議文にはならず!

今年の3月の都議会で、石原都知事は2016年夏季オリンピックの東京招致を表明し、議会側からも招致決議が自民、公明両党の共同で提案されましたが、生活者ネットワーク都議団は反対し、全会一致の賛同は得られませんでした。
その理由については、「生活者せたがや」にも書き、多くの区民の方から賛同するご意見を頂いています。

この度、世田谷区議会でも東京招致に関する決議を出すことが提案され、企画総務委員会で協議されました。しかし、委員会では、今回のオリンピックがどのような構想で行われるのか、どのような財政負担が区にかかるのか、十分な情報もないまま採決が行われ、6対4という僅差で決定されたことは、納得のいくものではありません。
オリンピックの気運の高まりもない中、区民に対する説明責任も果たさず、2度目の五輪東京招致にむけて決議を行うことは、世田谷区民84万人の信頼や理解を得られるものではないと考えます。
よって、今回の議論だけでは、不十分と判断し、生活者ネットワークは、東京オリンピックの招致決議には、反対しました。