熊本で大きな地震が起こりました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
東日本大震災から5年。「災害は忘れた頃にやってくる」大きな災害はいつ起こるかわからないと防災街歩き企画を計画していました。
大地震から一晩明けた4月15日(金)朝10時、祖師谷大蔵駅に集合し、防災倉庫見学会に出発しました。集まった人たちは、熊本での報道に触れたせいかとても熱心に危険な場所、一時避難所、災害時の備えなどをチェックしながら、世田谷区の防災倉庫がある大蔵運動公園まで歩きました。
塀が倒れたら通れなくなってしまうような小道は、避難時には使えません。街角の公園には赤い箱に消火器が入っていました。区では、きちんと定期点検をしているそうです。消火水槽という看板も見つけました。まちづくりセンターに寄り、「スタンドパイプ」の説明を受けました。スタンドパイプは、いざという時、住民が活用できる簡易消火器材です。道路上のマンホールに黄色い囲い線が描いてあるのが、消火栓です。消火栓にスタンドパイプを差し込み、ホースをつなぎ消火を行います。
マンホールにもいろいろな種類があることに気が付きました。大蔵運動公園には、マンホール・トイレが設置されています。また、大蔵運動公園の防災倉庫には避難所への補充物資が保管されています。ご自分のお近くの避難所をチェックしておくことも大切です。