第1回定例会 予算特別委員会 都市整備委員会所管質疑 2020.3.13 田中みち子

田中みち子 委員 それでは、生活者ネットワークの都市整備所管の質問をしてまいります。

まず初めに、大蔵三丁目、大蔵住宅内の生活通路、侍坂の通行どめについて質問します。

国分寺崖線や砧公園など貴重な緑が残る環境豊かなエリアに、東京都住宅供給公社大蔵住宅があります。平成二十八年十二月、大蔵三丁目地区地区計画が決定され、現在、第一期の建築工事が進められています。この敷地内には、映画「七人の侍」のロケ地がきっかけで命名されました侍坂と呼ばれる団地内の通路があり、近隣の多くの方が日常的に利用することから、地域の日常生活の主要動線として現況が位置づけられております。

この団地内の通路、侍坂は地区計画では区画道路になっていますが、今回の建てかえ整備後は区の道路になるということでよろしいでしょうか。確認します。

 

砧総合支所街づくり課長 委員お話しのとおり、侍坂と呼ばれている団地内の通路は、地域の日常生活の主要動線として利用されていることもあり、地区計画で幅員六メートルの区画道路として位置づけられております。当該道路は、東京都住宅供給公社が開発行為の一環として築造工事を行い、工事完了後、土地の帰属を受けて区道として供用を開始する予定です。

 

田中みち子 委員 今、工事完了後とおっしゃいましたが、いつ完了になるかということを御存じでしょうか。先日、この侍坂が通行どめになるとの掲示を見た区民から御相談がありました。看板の問い合わせ先である公社からは二年間通行どめだと説明されたとのこと。生活道路として多くの方が日常通る道の長期封鎖で困惑されていました。確認したところ、一月二十七日に説明会を開催されたということなんですが、どのような周知をされたのか、近隣の方は一体何人の方が参加していたのか確認します。

 

砧総合支所街づくり課長 一月二十七日に開催されました工事説明会ですが、団地内居住者のほか、今回の建築敷地の境界線から建築物の高さの二倍である六十メートルの範囲内にお住まいの方にお知らせし、時間帯を三回に分けて開催されております。一回目、二回目は団地内居住者向けに、三回目は近隣の皆様向けに開催され、参加者はそれぞれ八十五名、四十九名、九名、延べ百四十三名と伺っております。なお、都合の悪い方は指定された時間帯以外でも出席可能として御案内しているため、団地内居住者か否かの内訳は不明とのことでございます。

 

田中みち子 委員 指定日がそもそも決まっている、そして、都合の悪い人はそれ以外でも来ていいということでありますが、近隣の方のところでは九名ということだったと思います。これで説明したと言えるのか疑問です。生活主要道路が二年間も全面通行どめとなると、近隣の方々に長期間御不便をおかけすることになります。工事のない期間は一部開放するといった対策は立てられるのか伺います。

 

砧総合支所街づくり課長 当該箇所では、道路の舗装に加え、雨水排水管の埋設、水道管の埋設、街路灯配管の埋設、擁壁の整備、法面の整備など多岐にわたる工事を実施することとなります。このため、令和二年三月中旬より令和四年一月ごろまでの約二年間通行どめにし、通行どめの期間中は継続して工事を実施するため開放はできませんが、早期の工事完了を目指し努力すると伺っております。

 

田中みち子 委員 工事期間の概要を見させていただいたら、確かにびっちり工事が入っていて、一時的に使うことが難しいということがわかりました。ただ、現在設置されている通行どめの看板だけでは工期期間の詳細が出ていません。日常生活道路として御利用される皆様に早期に対応していただきたい。区として、工期の概要や二年間とまるという期間を詳細に記した看板を早急に立てて、広く周知するように要請していただきたいと思います。見解を伺います。

 

砧総合支所街づくり課長 近隣住民への周知は大切であると区も認識しております。先週、委員から御相談を受けて、早速、その旨を東京都住宅供給公社に要請したところ、工事開始にあわせて当該箇所に設置している予告看板にかえて、お知らせ看板を設置し、工事の概要及び通行どめ期間を明記するとの回答をいただいております。

 

田中みち子 委員 この場所なんですけれども、東京都から広域避難場所にも指定をされています。看板が立てられた直後から不安の声が上がっているわけです。せめて近隣の町会、あるいは公共的な役割を持つ施設、例えば保育園や小中学校に通行どめの期間や概要とともに、その間の広域避難場所の考え方など、情報を提供すべきと考えます。見解を伺います。

 

砧総合支所街づくり課長 東京都住宅供給公社に確認したところ、団地内の大蔵ふたば保育園と砧小学校、砧中学校には、一月二十七日の工事説明会の前に個別に説明を行ったとのことでございます。なお、隣接する町会につきましては、近日中に会長に連絡をとって説明に伺う予定と聞いておりますので、委員お話しのように、通行どめの期間も含め、しっかりと説明するよう要請してまいります。

 

田中みち子 委員 ありがとうございます。今回、説明していただいたということですけれども、ほかにも保育園などがあるんです。そういったところは情報が行っていなくて、通行どめに困惑して説明会の要請を行ったということで、公社から来ていただいたということも聞いております。今後、このようにあちこちから同様の声が届くということが予想されますので、できるだけ速やかに区民が必要とする内容を網羅したチラシのようなものを作成して、できれば回覧みたいなことで回していただくということも有効だと思いますので、しっかり要請していただきたいと思います。

次に、祖師ヶ谷大蔵駅前広場のキリの木の伐採について質問します。

ウルトラマンのテーマが流れる祖師ヶ谷大蔵駅をおり立ちますと、右手に広がる広場のシンボル、ウルトラマンの銅像が私たちを出迎えてくれますが、以前はキリの木が駅前のシンボルでした。この駅前広場は、平成十二年に駅前周辺地区街づくり計画ができ、暫定的に利用する広場やくるりんバス、タクシー乗り場などが整備されてきました。いよいよ平成二十九年から広場づくりがスタートし、祖師ヶ谷大蔵駅近隣にお住まいの方や駅を利用されている方を対象に、全部で三回の意見交換会を実施して、どんな広場にしたいのか皆さんで意見を出し合って最終案を確認した上で、本年度から本整備が始まりますが、現在の進捗状況を伺います。

 

砧総合支所街づくり課長 委員お話しのとおり、駅前広場の本整備に当たりましては、地区住民や駅利用者との意見交換会を経て基本設計を行い、昨年七月に基本設計の報告会を開催いたしました。現在は、そこでいただいた御意見をできる限り反映させ、詳細設計を進めているところでございます。なお、今後のスケジュールでございますが、来年度に防火水槽の設置及び無電柱化工事、再来年度に広場築造工事を予定しております。

 

田中みち子 委員 来年度の防火水槽設置に当たって、駅前のシンボルのキリの木が伐採されてしまったわけですが、地区街づくり計画では保存が示されていたキリの木でもありました。老朽化していまして倒木のおそれがあるとの樹木医の診断がありまして、やむを得ず伐採されたものですが、その直後から残念がる区民の声が大変多く届きます。区側には届いていますでしょうか。

 

砧総合支所街づくり課長 駅前広場のキリの木は、広場のシンボルとして長く地域の方に愛されており、駅前広場の本整備に当たっても保存を求める声は多くありました。しかしながら、樹齢八十年を超えており、樹木医の診断によりますと、著しい腐朽や空洞があり転倒の危険性もあるとのことから、整備に合わせて伐採することとしました。

キリの木の伐採につきましては、平成二十九年度に開催した意見交換会や駅前広場づくりニュースで地元にお知らせしているところでございます。また、このたびの伐採に当たり、現地に立て看板を設置するとともに、地元の町会や商店会、駅前広場周辺にお住まいの方にチラシを配布することで周知を図ってまいりました。

委員御指摘のとおり、キリの木が伐採されたことに対して、区への問い合わせが七件ほど寄せられております。主な内容といたしましては、シンボルであるキリの木をなぜ伐採したのかというもので、区といたしましても、転倒の危険があること、また、広場のキリの木から種を採取し、後継となるキリの木を、現在、祖師谷地区身近なまちづくり推進協議会緑化環境部会の協力を得て育てていることを説明し、御理解をいただいております。

 

田中みち子 委員 電話をかけた方には事情を説明して納得いただいたということでありますが、ほとんどの方はお電話などしませんし、ただ伐採された跡を見て残念に寂しく感じていることだと思います。待ち合わせの場所としてお一人お一人の思い出が詰まっていたり、小田急線のホーム整備の際は、このキリの木がホームからきちんと見えるよう窓が設けられるなど、丁寧な配慮がなされて駅のホームができたことなど、皆様の御意見を伺うにつれ、大変に愛されたキリの木だったと改めて感じております。

現在、まちづくりセンターと祖師谷地区身近なまちづくり推進協議会緑化環境部会とが一緒になって、シンボルだったキリの後継の苗木を育てて、そして、伐採した同じ場所に植栽する予定と聞いています。種から苗木を育てる大変いい取り組みを行っていますのに、このことが全く届いていないということが残念です。区民から問い合わせを受けて改善は行ったのでしょうか、伺います。

 

砧総合支所街づくり課長 これまでも、キリの木の取り扱いにつきましては、意見交換会や駅前広場づくりニュース、区のホームページなどで周知してまいりましたが、区民からの問い合わせを受け、キリの木に対する愛着を改めて認識するとともに、後継の苗木のことを御存じない方が少なからずいらっしゃることが判明いたしました。そのため区では、後継のキリの木を育成していることを説明したポスターを作成し、現地に掲示いたしました。

 

田中みち子 委員 現地に掲示したということだったんですけれども、なかったんです。それで、掲示方法に工夫が必要だと思います。いかがでしょうか。

 

砧総合支所街づくり課長 委員の御指摘もあり、区でも現地を確認したところ、掲示したポスター三枚とも強風が原因により剥がれてしまったのか、確認することができませんでした。区では、速やかに新たなポスターを作成し、さきの状況を踏まえて、風雨に耐えられるように加工し、再度、掲示をさせていただいております。

 

田中みち子 委員 今回、その苗木をちゃんと育てて命のバトンを引き継いでいますよという大変いい取り組みですので、近隣の広報板などでも周知したらいいのではないかと思っています。

また、この基本設計では駅前広場の舗装に透水性や遮熱性のインターロッキングで、キリの木の周りは人工芝になっています。意見交換会では天然芝の広場を求める声もあったはずです。天然芝のほうが保水性もあり、ヒートアイランド現象の低減にもつながります。先日、他会派からも指摘があったと思います。人工芝は、世界中で問題視されるマイクロプラスチックの海洋汚染の一因にもなっております。芝については人工でなく天然のものにかえる、あるいは別の素材を検討していただきたいと思います。いかがでしょうか。

 

砧総合支所街づくり課長 祖師ヶ谷大蔵駅駅前広場の整備に当たり、整備の基本方針の中で、子どもから高齢者までさまざまな人が交流できるゆとりある空間、緑豊かで木陰があるくつろぎと憩いの場となる広場としております。これらを実現するために、基本設計では広場のほとんどを透水性、遮熱性のインターロッキング舗装とし、憩いの空間となるキリの木の周辺にのみ人工芝を設けることとしました。

人工芝ではなく天然芝との御提案でございますが、天然芝を良好な状態に維持管理していくためには、閉鎖管理せざるを得ないため、地域のお祭りやイベントでの利用が想定される駅前広場には適さないと判断しております。今後、詳細設計を進める中で環境問題や安全性等を考慮しながら人工芝にかわる素材を検討してまいります。

 

田中みち子 委員 しっかりお願いいたします。今回、この詳細設計になる中で、例えば、キリの木が二本の予定が一本になったり、天然芝が人工芝になったりということで、この駅前整備はグリーンインフラの観点でもぜひ整備してほしいと以前も申し上げたと思うんですけれども、やはり人にも環境にも優しくて、風景として多くの人がくつろげる魅力のある広場にしていただきたいと要望いたします。

次に、海洋プラスチックの問題と人工芝についてもう少しやりたいと思います。

現在、海洋汚染で問題となっているマイクロプラスチックの浮遊状況について、環境ベンチャー、ピリカの調査結果が公表されています。分類別に見ますと、人工芝の破片が四分の一と最も多く見つかっているのです。環境に配慮した倫理的消費行動であるエシカル消費など、区民の機運の高まりに反して、今回取り上げた祖師ヶ谷大蔵駅前広場に人工芝を設ける設計案、あるいは学校の人工芝化の試行など、環境汚染に対する責任と危機感がない整備案に違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。きょうは都市整備所管ですので、スポーツ施設なども管理する公園での人工芝の使用について現状を伺います。特に気になる河川敷の公園についてもお願いいたします。

 

公園緑地課長 区立公園における人工芝としましては、利用が多く踏圧が強い場所など、天然芝や草が育ちにくいところで採用しており、世田谷公園の軟式野球場やテニスコートのほか、多目的広場や遊具の周りなどで一部ございます。人工芝につきましては、天然芝と比較して整備費用はかかるものの、維持管理費の軽減や降雨後の利用再開の早さ、養生期間が不要などメリットがあるため、これまでも設置場所の利用状況などに応じて採用を判断しているところでございます。

なお、多摩川河川敷の運動施設は、現在、台風十九号の影響で復旧工事を行っておりますが、増水の可能性のある河川敷の立地特性を踏まえ、復旧の費用や工事のしやすさなどを勘案し、天然芝や土のクレーコートなどを採用しております。

 

田中みち子 委員 増水の可能性のある河川敷は、基本天然芝ということで安心いたしました。維持管理が大変だというのは大変承知していますけれども、ふっくらとした天然の芝の上で、はだしではいはいができる子どもたちの姿をふやしていただきたいです。自然の素材を生かすグリーンインフラの観点でも、公園内では天然芝をふやし、みどり33への取り組みを強化するべきです。見解を伺います。

 

公園緑地課長 公園においては、天然芝は植物を肌で感じられる場所として休息や遊び場として親しまれていることも多く、特に子どもが遊ぶような平たんな広場では踏圧も分散することもありますので、芝生や草で覆うことがほとんどでございます。

一方で、踏圧により成育が悪くなる、養生期間を要するなどの性質もあることから、どのような素材で地面を覆うかにつきましては、ケースごとのさまざまな要因を適切に判断する必要があるというふうに考えております。

区といたしましては、みどり33を目指しているとともに、自然素材を活用するグリーンインフラの整備にも取り組んでおりますので、そういった観点からも、公園においては一部人工芝の活用はあるものの、基本的には天然芝の活用が望ましいとは考えております。

 

田中みち子 委員 現時点では、人工芝を採用せざるを得ないというケースは大変承知をしております。それであれば、エシカル消費の周知を行う区みずからが率先して消費行動の転換を図るべきです。環境に配慮した製品を選ぶこと、倫理的消費行動をとるべきです。見解を伺います。

 

公園緑地課長 委員お話しのとおり、人工芝の素材や工法を検討する上では、環境への負荷を少しでも軽減させるという視点は大変重要だと認識しております。現在、植物由来のバイオポリエチレン人工芝などのバイオマスプラスチック製品も製造されてきておりますが、通常品に対し高価であることや、そして、何より生分解性ではなく将来的に自然にかえらないものもあるなど、まだまだ課題はございます。

まずは、今できる行動として、人工芝が切れる主な原因である金属製スパイクを使用させないことや、園内や側溝などの清掃による園外への流出抑制などに取り組んでまいります。

また、今後につきましては、国の動向や新たな製品開発などにも注視しまして環境に配慮した製品を研究していくことで、少しでも環境への負荷を減らせるよう努めてまいります。

 

田中みち子 委員 ぜひしっかり取り組んでいただきたいと思います。

次に、十日の区民生活所管から続きまして犯罪被害者支援について質問します。

現在、区では犯罪被害者支援条例制定の陳情が趣旨採択になったことを受けて、犯罪被害者に対する支援策の検討を進めています。そこで、区民生活所管において相談窓口の一本化や質を担保した相談員の確保、犯罪被害者の相談件数の過半数以上を占める性被害については、ほかの犯罪被害者と別に対策を進めることなどを求めました。

東京都が行った犯罪被害者の実態調査では、居住場所の確保についても必要な支援の一つに挙げられています。都市整備所管でも犯罪被害者等支援検討委員会に参加していると伺いました。そこで、この犯罪被害者の居住支援の必要性について所管ではどのように受けとめているのか、率直な御意見を伺いたいと思います。

 

住宅課長 犯罪被害者への支援につきましては、生活文化部を中心に有識者で構成する犯罪被害者等支援検討委員会で議論いただき、庁内検討委員会におきまして具体的な支援のあり方等について議論を行っているところでございます。

平成二十六年度の東京都犯罪被害者等実態調査におきましては、市区町村に充実を求める支援として、カウンセリング、弁護士の紹介、相談員・支援員の充実・確保、犯罪被害者理解への啓発活動、経済的支援がおおむね四〇%から六〇%と高い割合となり、居住場所の確保についてもおおむね二〇%ございました。

犯罪に遭われ、精神的な苦痛や身体の不調などから一日も早く立ち直ってもらうためにも、犯罪被害者の方の置かれた状況や警視庁、東京都などの支援の取り組みに加えまして、被害者の気持ちに寄り添い、犯罪被害者等がその受けた被害を回復し、または軽減し、安心して生活することができるよう支援することは重要なことと考えております。

 

田中みち子 委員 犯罪被害者の居住支援策として杉並区や目黒区などでは、公営住宅の一般世帯の入居募集に際し、当選確率が五倍となる優遇抽せんを行うなど、居住支援対策を進めています。犯罪に巻き込まれればそれまでの生活が一変してしまいます。仕事を続けられなくなるばかりか、犯罪によっては転居が必要な場合も多くあり、世田谷区としても居住支援を進めることが求められます。犯罪被害者に対しても、住宅確保要配慮者と同様に扱って、区営住宅に入居が可能となるよう優遇措置を行う必要があります。見解を伺います。

 

住宅課長 区では現在、住宅確保要配慮者への居住支援といたしまして、一般世帯住宅におきまして優先倍率を設けるのではなく、高齢者世帯、子育て世帯、ひとり親世帯など専用住宅を設け募集を行うことにより優遇措置を行っており、一般世帯住宅の抽せん倍率に比べ低くなってございます。なお、DV被害者におきましては、離婚が成立していない場合においても、ひとり親世帯向け、単身向けの住宅への申し込みが可能となるよう対象に加えてございます。

こうしたことからも、犯罪被害者についても優先抽せんに限らず、住宅の優先枠への対象に加えるなど、他の住宅確保要配慮者とのバランスを考慮しながら、居住支援協議会におきまして検討してまいります。

 

田中みち子 委員 それでは倍率が高いと思うんですけれども、住宅セーフティーネットの対象者は今ひとり親なんですが、ぜひこれを犯罪被害者にもできないでしょうか。答弁願います。

 

住宅課長 区では、平成三十年度より国の新たな住宅セーフティーネット制度を活用し、住宅要配慮者のうち、まずは住宅に困窮するひとり親世帯を対象にした家賃低廉化補助事業をモデル実施してございます。二月現在、三件の成約となっております。

区といたしましては引き続き、ひとり親世帯の家賃低廉化補助事業を継続してまいりますとともに、住宅確保要配慮者への入居を拒まないという……。