2021年6月9日
「日本国憲法」を大切に考えています
世田谷・生活者ネットワークは、2014年の集団的自衛権行使容認の閣議決定以後一貫して、憲法の平和主義を揺るがせる憲法改変に反対です。自分たちの人権保障の基盤である「日本国憲法」の意義や価値について確認し、街角で声に出してその価値を共有する「せたがやピースアピール」の活動を続けてきました。憲法を尊重し足元から平和をつくる、この原則は全く揺らいでいません。
しかし6月5日発行「せたがや区議会だよりNo.280」の「国会における憲法論議の推進と広く国民的議論の喚起を求める意見書提出に関する陳情」を企画総務常任委員会で趣旨採択としたことに賛成の態度を取ったことについて、多くの皆様からネットのこれまでの考え方とは全く相反するものであり、私たちが安易な憲法改悪に賛成の態度に変じたのではないかというご懸念の声をいただきました。今回、世田谷で提出された陳情に対して、生活者ネットワーク世田谷区議団の態度表明については、全くの判断ミスであり大変ご心配をおかけしたことを申し訳なく思っています。
立憲主義に基づく現憲法こそ守るべきであり、現政権が改憲論議を進めることにはもちろん反対です。多くのみなさまにご心配をおかけしたことのお詫びと改めて生活者ネットワークの憲法に対しての姿勢を載せさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
代表 山木 きょう子