「放射線量測定会」@大蔵〜パート2

測定中の右から、てるや里美、西崎光子
測定中の右から、てるや里美、西崎光子
5月9日に世田谷・生活者ネットワーク砧地域会主催で、大蔵地域の放射線量を測定しました。今回は、放射線量の変化を見るために、昨年7月に放射線量測定した所と同じ場所を測定しました。当日は、西崎光子都議も参加しました。

結果は以下の通りです。
(測定器:HORIBA PA1000 Radi(シンチレーション式))
10回測定し、平均値を測定値としました。

<高さ:5cm地点>
成育医療センター
水場(奥)  0.055μSv/h
 ベンチ下   0.090μSv/h
 植え込み   0.096μSv/h
大蔵運動公園
機関車下(溝) 0.069μSv/h
機関車貨車内  0.030μSv/h
ブランコ下    0.065μSv/h
リス公園
砂場    0.060μSv/h
滑り台下  0.058μSv/h 
アスレチック広場 
見晴らし台下 0.054μSv/h
八の字渡り  0.042μSv/h
大蔵団地
大根洗い場   0.070μSv/h
大蔵ふたば保育園
 入口      0.081μSv/h

特に放射線量が高いと言われている水たまりのできやすい地点等を測定しましたが、今回も特に高い所は見つかりませんでした。前回高めに出ていた大蔵運動公園のブランコ下も、今回は他地域と変わりはありませんでした。
今回の測定で、区立公園は比較的低い値であることがわかりました。落ち葉等の清掃が生き届いているためと考えられます。落ち葉が残っているような植え込みは比較的高めの値が測定されました。
参加された方で、3歳と3か月のお子さんをお持ちの方が、「公園が低くて安心しました。これで安心して遊べます」とおっしゃっていました。やはり一年経った今でも不安を感じながら子どもを遊ばせている方がいらっしゃり、安心して外遊びができるためにも、こうした測定会の必要性をあらためて感じました。
また、世田谷区へ、放射線量測定器の区民への貸し出しをずっと求めていますが、未だ実現していません。

ぜひ、不安な場所等がありましたら、私たちと一緒に測定しますのでお気軽にご連絡下さい。
                                      報告 てるや里美

*現在、区民の方による区管理施設における校放射線量の通報事例は、世田谷区のホームページにアップされています。