2011 年頭にあたって

三軒茶屋駅にて新年街頭演説 左より都議西崎、区議竹村、吉田、桜井、政策委員高岡じゅん子、てるや里美、植田靖子
三軒茶屋駅にて新年街頭演説 左より都議西崎、区議竹村、吉田、桜井、政策委員高岡じゅん子、てるや里美、植田靖子
新しい年を迎えました。
 昨年は混沌と閉塞感のまま過ぎた一年でした。
 期待された新たな政権はさまざまな施策を打ち出していますが、全体像が示されないため改革のかたちが伝わらず、それどころか国会での混乱ばかりが目についています。国民の我慢も限界近くなり、政治不信、政党不信が加速しています。

経済不況は未だ出口が見えず、失業率、特に若年層の高さが目立ち、学生の就職内定率の低さは深刻です。暗い世相を反映してか痛ましい事件は後を絶たず、特に子どもの虐待の報道には大人社会の責任を痛感しました。
今年は4月に統一地方選挙が行われます。選挙は政治や社会を変える大きなチャンスです。

世田谷・生活者ネットワークでは一年をかけて政策づくりのための活動を進めてきました。2007年に打ち出した政策「せたがや構想」の検証と新たな課題起こしのために、生活者ネットワークの活動の基本である、多くの人に会い、お話を伺い、さらに集会で参加者とともに政策づくりを行いました。今回発表した「せたがや構想2011」は、これまで生活者ネットワークが基本政策としてきた分権と市民自治をさらに強く打ち出した政策集になりました。
地域主権が叫ばれている今こそ、地域から政治を変えるときです。地域のことは地域が決める、市民が主役の政治の実現のために、生活者ネットワークは「せたがや構想2011」を掲げて区議会議員選挙に臨みます。