2月23日(水)午後1時から本会議場で平成23年第1回定例区議会が始まります。

厳しい財政状況が続く中、全事務事業を見直し55億3600万円を削減し、2,489億4,400万円の一般会計予算案はじめ議案33件、諮問1件、報告9件が提出予定とされています。
 平成23年度予算案には、地方議会の年金制度が6月に廃止されることに伴う予算措置が盛り込まれています。6月に廃止される理由は、平成の大合併により地方議会・議員数が大幅に減り、共済会の財源が枯渇するためです。経過措置がとられ、すでに年金を受給されている退職者には今後も現行通りの金額を支給する、また現職議員にはこれまで納付した金額の80%を払い戻すとしていますが、ここには100%税金を充てることになります。世田谷区では市議会共済会への負担金3億3,600万円余りが予算案に計上されています。
これまで議員ローテーション制を作り出し、議員特権をなくそうと活動している生活者ネットワークでは、現場の地方議会からも声を上げていきたいと考えています。
大会議室での領域別予算特別委員会7日間を含む今定例会は3月29日の最終日まで約1ヶ月間続きます。傍聴席は本会議場に69席、大会議室に12席用意されていますし、インターネット中継もあります。ぜひご注目ください。